7時起床。
朝食にカミさんが作ってくれたお雑煮とおせち料理を食べる。
BGMはカール・リヒターによる新年後第1日曜日用カンタータのBWV58から、同じく新年後の主日用のBWV248クリスマス・オラトリオの第5部、そしてカルロス・クライバー/ウィーンフィルによるニューイヤー・コンサート1992。
洗濯物を干し、BCJによるBWV106に合わせてテナーパートを歌った後(かなり忘れていたが)、段ボール箱製の棺に横たえた愛猫を車に乗せ、カミさんと共にペット火葬場に向かう。
棺には愛猫のイメージのガーベラや、薔薇と山茶花の花と共に、よく遊んでいたマタタビボール、好んで食べていた夜食用カリカリを入れる。
火葬場に予約時刻ちょうどに着くと、係の方が丁寧に応対してくれた。
ペット火葬の申込書を書いた後、愛猫の体重を量る。
元気な時には3.4kgだったのが、2.5kgまで減っていた。
段ボール箱は灰がたくさん出るのでということで火葬用シートに愛猫を載せ替え、花やマタタビボールなどでの飾り付けを改めて行なう。
火葬は人用葬儀場の駐車場に停められた火葬車で行なうので、火葬用シートごと愛猫を抱いて建物から出て火葬車後部の火葬口まで運ぶ。
愛猫と最後のお別れをし、後は係の人にお任せして待合室に戻る。
カミさんと愛猫の思い出話をしたり、持ってきた自分用のエンディングノートや葬儀に関する読み物を読みながら待つ。
一時間くらいしたところで、係の人がお骨を持ってきてくれた。
尻尾や爪などしっかり残っていたので、カミさんと共に拾骨して白いエンジェル壺(骨壺)に収める。
エンジェル壺を入れる白い六角袋にはハートマークの刺繡がちりばめられていてきれいだった。
火葬のすべてが終わり、支払いを済ませ(1ヶ月以内ならいつでも構わないとのこと)、愛猫のお骨と共に帰宅する。
昨日の予約の時にその担当の人が「正月を避ける人もおられますが」と言っていたが、果たして私たちと係の人1人だけで静かにしめやかに行われた。
ペット火葬場はネット検索で5つほど調べた中で、一番よさそうに感じた下記のところを選んだ。
決め手は24時間365日対応をうたっていることと、料金設定などが分かり易く書かれていて丁寧な作りだったこと、そして人の葬儀も行なっているので落ち着いて行われれるのではと感じたこと。
期待通りで有難かった。
ペット火葬のワンハート
気温は低いが風が少なく、日差しは暖かな日だった。